いぬとねこ
そらは八才の男の子です。そらのうちは、犬と猫がいます。犬はおおきくて、ゴールデンレトリバーです。猫はちいさくて、まだこねこです。
犬のなまえはハナです。ハナはやさしい犬です。猫はまだなまえがありません。そらは猫を「ミミ」とよびました。ミミはいつもすこしこわがっています。
はじめのころ、ハナとミミはあまりなかよくありませんでした。ハナはおおきいので、ミミはすぐににげました。でも、そらはいつもふたりを見ていました。
そらは「だいじょうぶ、なかよくなれるよ」といいました。そらは犬にやさしくするようにいいました。ハナはしずかにすわるようになりました。
ある日、ミミはそらの部屋にいました。ハナも部屋にきました。はじめはミミはこわがっていました。でも、ハナはうごきませんでした。ただねていました。
ミミはすこしずつちかくにいきました。そらはそっと見ていました。ハナはねていて、ミミはハナのしっぽを見ました。ミミはすこしだけさわりました。
ハナはおきませんでした。ミミはもういちどさわりました。そらはにこにこしていました。「だいじょうぶだね」といいました。
そのあと、ハナはミミを見ました。ミミもハナを見ました。すこしだけですが、いっしょにすわりました。そらはとてもうれしかったです。
それから、まい日すこしずつ、ハナとミミはなかよくなりました。いっしょに部屋にいることもふえました。そらはいつもふたりを見ていました。
ある日、ミミはハナのそばでねました。ハナもねていました。そらはそれを見て、とてもうれしかったです。「なかよしになったね」といいました。
よる、そらはハナとミミといっしょにすわりました。みんなしずかでした。でも、とてもいい気持ちでした。